今日は一級建築士試験を受けるにあたっての心構えについてお話していきます。
自身が受験するにあたって、どのような事を強く意識して勉強していたかを共有していきたいと思います。
一時試験と二次試験は求める能力が全然違う
受験にあたっての心構えと言いましたが、
一級建築士試験には1次と2次の二つの試験があります。
1次試験はマーク回答形式の筆記試験
受験科目は
計画・環境・構造・法規・施工の5科目もあってめちゃくちゃ範囲が広い
その上国家資格のくせに合格基準点が高く、
125問中90点以上(およそ70%)を得点できないと合格できません。
ほとんどの国家試験の合格基準は60%以上。この60と70の差がかなりデカイ。
もし合格基準が60%以上(75点以上)であれば、正直この試験はそんなに大変じゃないと思います。
まさに建築の知識を広ーーく浅ーーーく身につける試験なのです。
2次試験は設計製図試験
実際に設計テーマや敷地・設計条件・要求室といったものすごく細かい設計課題を渡され、
条件を満たした建築図面を、手で書く試験です。
そう手書きで
このコンピューター全盛の時代に手書きで
試験時間は6時間半あります。そりゃ手書きだもん
ちなみに試験合格率の今までのデータでは
一次試験の合格率 20%程度
二次試験の合格率 40%程度
数字上でみると、一次試験の方が難関に思われ、一次さえ突破後はなんとかなると思われがちですが
この数値に惑わされてはダメで、実は二次試験の方が辛いっていうのが真理です。
とまあ、一次と二次てば試験の質が違うので、勉強法も全く違うのですが
共通して言えることがあります。
習慣が9割
どこかの本のタイトルみたいになってしまいましたが
割とこれが全てです。
私は1次試験、2次試験ともに資格学校に通って勉強していました。
一級建築士合格は、資格学校に通うのが最も早い近道です。1次試験の場合は独学で通過する人も多かったですが、2次試験は資格学校に通わなければ99%合格は無理です。また、資格学校に通うメリットとしては、強制的に自分を勉強する状態へと誘うことができます。
1次試験の際は週2~3日で5時間ほど
2次試験の際は週1で8時間ほど
資格学校で強制的に勉強していました。
その際大切にしていた心がけは
- 講義は全て出席
- 毎日勉強
この上記2つは守っていましたね。
特にこの毎日勉強ですが、資格学校で信じられないくらいの大量の宿題が出るので
1日8時間以上働いている社会人からすると、毎日やらないと終わりません
というか毎日やっても正直終わりませんでした。。。。
もちろん宿題は全て終わらせるのがいいのですが、仕事の都合上完全制覇は中々難しいかと思います。私もそうでした。実は自分も宿題は全体の7割程度しか提出できていないことがしばしば。
でも最初は終わらなくてもいいんです
大切なのは毎日勉強すること。勉強を習慣化することです。

それでも社会人が毎日勉強するのは辛くない?
確かにその通りで、机に向かって勉強する時間がなかなか取れないことも多々ありました。
そんな継続の大きな助けになるのがこのアプリ

自分の合格はこのアプリのおかげと言っても過言ではありません
私はこのアプリを、自分の習慣に組み込みました。
当時、私は電車通勤で、片道15分ほど電車に乗るのが毎日の習慣でした。
その電車内での時間を完全に建築士アプリに割り当てました。
片道15分の短い時間ですけど。
この積み重ねのおかげで、毎日の勉強が苦しくなくなってくるのです。
むしろ少しでも勉強していないと、気持ち悪くなるくらいになりました。
まさに毎日歯を磨いていると、歯を磨かないと気持ち悪くなるかのように。
勉強が苦にならなくなってくると、あとはその勉強時間を徐々に増やしていくだけです。
このアプリ勉強法はオススメなのでぜひ試してくださいね
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