社会人、主婦、定年退職の方
さらには令和2年の建築士法改正により、学生も実務経験なしで受験することが可能になり(合格後に実務経験を経て初めて、免許の登録が可能)
この試験はかなりの幅広く、不特定多数の方が受ける試験となりました。
そのため、勉強時間もやり方も、スケジュールも様々
私は社会人の時に受験し、一次試験合格が25歳で、二次試験合格が27歳でした。
今回の記事では、当時の私の勉強スケジュールをご紹介したいと思います。

今回は特に受験生寄りの内容ですね
建築業界はどこも地獄
まず一次試験(筆記試験)ですが
受験当時25歳の私はサブコンに勤めていました。
サブコンとは、ゼネコンの下請などとして、土木・建築工事の一部を請負う建設業者を指す。 日本においては設備工事が多い。※wikiより
一級建築士の勉強を始めた当時は社会人2年目。
知識的にも経験的にもまだまだ未熟なので、専門業務の多さに圧倒される毎日
さらには現場担当だったため、休日出勤や夜間出勤も珍しくはなく、休みが月1しかないというハードな時期もありました。

当時なんの疑問も抱かなかったけど
今だったら秒でやめてるな
正直忙しくて勉強の暇ないな〜なんて思っていましたが、
この試験で1番大切な心構えは、自分だけが忙しいと思ってはいけない事です。
正直建築業界どこも忙しいです。なんなら人間の動きじゃねえ!?な人は沢山います。(私はまだ人間でした。)
当時、この試験は何が大変だったかというと
“働きながら勉強”するところでした。
大学の受験勉強みたいに、毎日勉強だけしてれば良いってわけじゃないのです。
基本の生活ベースは仕事なので、本業が忙しくなればなるほど合格が遠のきます。
なので1次試験は難しいと言うよりかは、しんどいの方が当てはまるかもですね。
一次試験は隙間時間を活用せよ
合格の鍵は“隙間時間の有効活用”です。
これに限ります。
隙間時間ってどこ?との事ですが
当時の私の生活習慣を見てみましょう
◆平日(出勤日) 5:30 起床 5:30〜8:00 勉強 8:30〜9:00 移動 9:00〜22:00 仕事(内12:00〜13:00 昼飯) 22:00〜22:30 移動 22:30〜0:00 夕飯や風呂 0:00〜5:30 睡眠
◆日曜(資格学校の日) 7:30 起床 7:30〜8:30 朝飯 8:30〜9:00 移動 9:00〜14:00 資格学校 14:00〜15:00 遅い昼飯 15:00〜23:00 自習 (内19:00〜20:00 夕飯) 23:00〜23:30 移動 24:00 就寝
◆土曜(休日) 10:00 起床 10:00〜12:00 ダラダラして朝飯 12:00〜23:00 勉強 ※休憩抜くと6時間くらい
誤差はあるけどこんな感じです。
着目すべきは平日の勉強時間。
ここに関しては朝の5:30〜8:00の150分のみでした。
週の学習時間を計算すると
12.5時間(月〜金)+ 6時間(土)+6時間(日)=24.5時間
となり、合格するにはちょっと勉強時間少ないかな〜っていわれるレベルです。
ここで隙間時間の登場です。
何もしてない何も考えていない、隙間時間ありますよね??
そう!!飯食ってる時と移動時間です。
この時間を勉強に変えてください。
すると出勤日は3時間くらい勉強時間が増加します。月〜金まで計算すると3×5で15時間です。
土曜の飯時間を2時間。日曜の飯と通学時間を計2時間とすれば。
15時間+2時間+2時間 = 19時間
1週間で19時間もの勉強時間が稼げます!!
隙間時間を勉強にするだけで、1週間の総勉強時間が24.5時間から43.5時間と、倍近くに跳ね上がります。
しかし…食事してる時と移動してる時に勉強??
公共の場でテキスト開くのも正直めんどくさいですよね。
私はこうやって勉強していました。

はい、アプリですね。
一問一答でサクサク解けます。このアプリ内に過去問は殆ど集約されています。
一次試験勉強で最も効果的なのは過去問の繰り返しだと思っています。このアプリをサクサク進めるだけで過去問の繰り返しにもなるので決して無駄ではありません。
つまり何が言いたいのかというと

計算が多すぎて読みづらい!!つまり何が言いたいねん!
電車内でパズドラするのやめましょう。
食事中にテレビ見るのやめましょう。
暇な時ネットサーフィンやめましょう。
隙間時間は是非このアプリを!!
と言うことです。
これで私は受かりました。
二次試験は時間の確保を
二次試験の勉強スケジュールなのですが
一次試験同様に隙間時間の活用!
・・・では無理なんです。
なぜ無理かのその前に
2次試験はなにするの?と言う質問に答えていきたいと思います。
ズバリ製図試験です。
製図とはつまり、建築物の図面をひくことです。
恐ろしいのはこのご時世、鉛筆を使って、手書きで図面をひきます。
今現在、実務での図面はCADが主流です。
逆に手書きでの図面なんか作ったらドン引きされます。
にも関わらず未だに手書き図面にて技能を確認するこの風習。
建築士試験の悪いところであり、良いところでもあります。
また、図面を書くだけではなく、なぜこの設計にしたか?という計画の要点も書かなければなりません。文章問題みたいなものです。
この「図面作成」と「計画の要点」の記入を6時間半かけて実施する試験。これが2次試験です。
6時間!?なが!?
って殆どの方がリアクションされます。
長いです。長いですが、恐ろしいことに時間…足りないんです…
一次試験は記憶との勝負ですが、二次試験は時間との勝負です。
二時試験受験時は27歳で、ちょうどこの時期に部署移動となり、時間に余裕も生まれました。なにより不定期休みから、毎週土日休みになったのでかなり勉強しやすかったです。
♦︎平日月〜金 8:00 起床 9:00〜18:00 仕事 20:00〜24:00 勉強
♦︎土曜 10:00 起床 11:00〜20:00 資格学校で自習 20:00〜24:00 飲み 25:00 就寝
♦︎日曜(資格学校の日) 8:30 起床 9:00〜20:00 資格学校 20:00〜24:00 飲み 25:00 就寝
一次試験と比べてどうでしょうか。
一次試験は隙間時間の運用に命をかけていましたが、2次試験では隙間時間で勉強はしていないに等しいです。
食事時間は食事したし、移動時間はぼーっとしてました。そのため食事時間も移動時間も勉強していないのです。
二次試験、勉強時の最大のポイントは、“まとまった時間の確保”です。
先ほどの二試験6時間半の時間内訳をざっくり説明しますと。
計画を練るエスキス 120分
図面を書く 180分
計画の要点を書く 60分
確認とか 30分
です。
大まかにするとこの4セクションなのですが、各セクションを時間内に終わらせる必要があリます。
なので実際に2時間とか3時間の時間を確保してシミュレーションを行い、
試験での時間感覚を養った方がいいです。
そのため、いかにまとまった時間を日々の生活で作り出せるかが
二次試験合格の鍵になってくるわけです。
まとめ
・一次試験の勉強法は隙間時間を活用しよう
・二次試験の勉強法は3時間程度のまとまった時間を確保しよう
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