【一級建築士製図試験】その後の復元図面

一級建築士

先週は一級建築士の二次試験の日でしたね。

皆さんお疲れ様です。

本当にお疲れ様です。

私は経験者なのでわかるのですが

試験本番はかなりの体力と気力を消費します。

一級建築士試験は精神力検定試験

試験時間が6時間半の長丁場

なんでそんなことするの?ってくらいの斜め上の出題

いつもと違う雰囲気の会場

受験生の精神力を削るには十分な要素が詰まっています。

特に最も受験生の心を抉るのは

斜め上の出題

私もこれには苦しめられました。

一般的な国家試験は記憶力と理解力に依存された

暗記至上主義のものが多いです。

そのため過去問の練習量が、そのまま合格に繋がります。

しかしこの二次試験はそういうわけではなく、7回不合格という人もいるほど、

練習量をかなり重ねている多年度生が何度も落ちてしまう、そんな試験です。

しかし当然7回落ちている人の勉強量が足りなかったかというと

当然そういうわけではなく、

その最大の原因は

資格学校の準備した練習問題と、本試験で出題される試験問題は

全く違う特性を持っているからです。

資格学校の練習問題は、受験生に解き方を教えるための問題

つまりある程度のセオリーや手順を抑えれば、必ず解ける問題を出題しています。

それに比べ本試験は、落とすための試験となっており

受験生のミスを誘発するかのような課題構成になっているのが特徴です。

すごく変な話ですが、建築の技能よりも精神力の優劣が合否を分けるといっても過言ではないでしょう(笑)

うらたか
うらたか

っていうか性格悪いなおい

図面復元作業

資格学校では恒例行事なのですが

試験終了後に、学校へ戻り、図面の復元作業をさせられます。

その復元図面を元に、担当講師が採点をして

合格に近いか否か判断するのです

6時間半の試験を受けた後に、また3時間くらいかけて図面描かせるのでかなり鬼畜の所業ですね。

我々のチームは耐えきれず、飲みに行きました笑(復元図面は後日ちゃんと学校に提出しましたよ)

この復元図面なのですが、そこまで真摯に受け止めなくても大丈夫です。

復元図面から導き出される答えはあくまで予測でしかないのです。

復元図面で合格しようが不合格であろうが全く関係ありません。

大切なのは、本試験で合格するかどうかなのです。

事実復元図面で不合格を言い渡された人であっても、合格する人はいます。

発表当日までゆるりと待って、十分に気力を休ませてください。

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