一級建築試験で最も使われる道具
それはなんだかご存知ですか?
正解はペンです
まあ当たり前ですよね。
図面の線を引くにはシャーペンが必要だし
課題分の重要な部分に、マーキングするには蛍光ペンが使われています。
試験で当たり前のように使われているペンですが
こんな細かいところでもしっかりと戦略を張り巡らせることが、合格への近道です。
ここでの重要かつシンプルな考え方をお伝えしたいと思います。
ペンの種類は少ない方が良い
シンプルですね。
ペンは時間を喰う魔物
設計製図で作図する際に、重要となるポイントとして
線の太さというものがあります。
・躯体壁ははっきり黒く
・内壁はそれよりも細く
・ガラスはかなり細い
・文字はかなり太く黒く
などなど
線の太さにメリハリを持たせることで、図面の見やすさが格段に上がるんですよね。
私もかつては、そんなメリハリを持った図面を作成したいがために
多種多様の太さを持ったペンを準備していました
0.1 0.3 0.5 0.7 0.9
シャーペンだけで5本くらい持っていましたね
この発想は完全に間違いでした。
この試験は6時間半の長丁場にも関わらず、
本当に時間が足りなくなる試験のため、一分一秒が合否を左右します。
なのでまずペンが多ければ多いほど、持ち替えに時間がかかるんです。
線を引く前に
・この線は何mmだっけかなあと考える時間
・そのペンを探す時間
この2つの時間を費やすことになります。
つまるところ作業中の隙間時間が増えてしまうんですよね
この記事でも書いてあるとおり、ただでさえ時間が足りない製図試験においては、無駄な時間の積み重ねは大きな痛手となります。
もっと言うと、ペンの種類を変えた割には、
そこまで大きな違いが目には見えないと言うのが正直なところですね。
我々の目は線の細さと言うよりかは、線の濃さで判断しているところがあります。
詰まるところ大事なのは筆圧だなと。
なのでペン一本で細さを変化させる技術を身につけるのがベストです。
書き分けパターンは3つあれば十分ですね。
・濃くて太い
・普通
・細く薄い
の3パターンだけ書き分けるようにしておきましょう。
ペンを複数持っている皆様、今すぐ持っているペン
渾身の一本以外を全てゴミ箱に葬ってください!
まとめ
・線書きのシャーペンは1種類で十分
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