いきなりですが、皆さんはお金についてどれだけ真剣に考えてこられましたか?
正直私はほとんど考えてこなかったタイプです。
特に20代前半はひどいものです。
欲しいものはすぐに買い、お金がなくてもカードで買い、基本は外食、合コンにもいって相手に奢る、深夜まで飲んでタクシーで帰る…
実家暮らしだったので、家賃や食費の心配などせず、給料は全て遊びへと変換していきました。
しかし20後半から30代になりますと、状況が変わり始めます
まずは実家を出ての、一人暮らし
家賃と光熱費、食費がこんなにかかるんだ!?と驚いたものです。
さらには周りの変化や差が目立ち始め。
結婚して家庭を持ち始め、ローンで家を買い、仕事でのポジションが変わり給料が上がる。そして後輩や部下に酒を奢る。
お金が必要になってくる状況は増える一方です。
さらにはこのコロナ不況と働き方改革によるダブルパンチ。給料も低下していきました。
流石のとろたくも、お金について考え始めましたね。
稼ぐよりまず、余計な支出を見直す
ここ最近、お金に関する書籍やyoutubeが増えている気がしませんか?
おそらくコロナ禍の影響で、私のように給料が下がりこのままではやばい!という人が増えたことで
自ずとお金に関するメディアの需要が急激に高まったのではないでしょうか。
とろたくも色々なお金に関する動画や書籍などを読み漁りました。
私のような素人はまず、本業の給料がやばい=本業以外でお金を稼ぐ
という発想に至ります。
つまり副業です。
これまで副業といえば、世の中的に会社での禁止が当たり前で、そもそも本業が忙しくて副業している時間がないといった理由でなかなか実施されてこなかった印象ですが
このコロナ禍の影響により、本業の業務時間が大幅に激減
ステイホームによるお家時間が増え、雇用による時給制でなくても家にいながら稼げる手法が次々と生まれました。(動画編集とかブログとか)
私もそんな副業ドリームを夢見て、書籍やyoutubeで副業の勉強を始めました。
特に気になった書籍を抜粋すると
などです。
これらの本には数多くの稼ぎ方について載っていると思っていましたが
意外なことに共通して、とある一文が繰り返し強調されていました。
それは『まず支出を見直せ』です。
つまりお金を増やす努力よりも、減らさない努力ほうが手軽で簡単にできる、
なのでまずは稼ぐ前に支出を見直していきましょうという事です。
確かにこれから動画編集やyoutube、ブログでお金を稼ぐのは時間がかかるし、今すぐ始めるには中々ハードルが高い…
早速とろたくは自分の支出を見直すことから始めました。
以下、私の支出です。
※急なテコ入れが難しそうな家賃と、変動が激しい交際費は一旦除いています。
食費 | 光熱費 | 保険 | 通信費 | 趣味費 |
25,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 8,000円 | 32,100円 |
いやちょっと待てと、固定費だけで84,400円
給料15万だから、あと家賃払って、彼女と友人と飯食ってしまいじゃん
そりゃ貯金ないよ!!!
ってなりましたので、テコ入れすることを決心しました。
まずは目を引くのが、趣味費32,100円
何にこんな使ってんのと思い分解してみました。
サブスク動画 | paravi 1,000円 Netflix 1,500円 Disney + 700円 YouTube 700円 |
オンラインサロン | A 8,000円 B 1,500円 C 1,000円 D 1,000円 E 1,000円 F 1,000円 |
習い事 | 英会話 5,000円 美術 7,000円 |
その他 | photoshop 1,000円 G 700円 H 1,000円 |
計 32,100円 |
まず、オンラインサロン入りすぎじゃね?
ほとんどのオンラインサロンは自己投資にならない
私自身、自己投資(つまり勉強代)にはお金を使うタイプなので、
自分の投資に回したぶんは将来的に帰ってくると思いそこは惜しんでいませんでした。
しかし、そもそもオンラインサロンが自己投資の分野に分類されるのかどうか?
改めてそこを重点的に考えてみました。
今まで20近くのオンラインサロンに入っては抜けてを繰り返してきましたが(ミーハーじゃねえか)
結論から言うと、オンラインサロンで得るものはそんなにありません。
いや厳密にいうとスキルとして得られるものはそんなにありません。(友達とかは結構増えるよ)
オンラインサロンは形はどうあれ基本的にサロンオーナーの日常をのぞいて、それを応援する!ってものが多いので
分類としては情報マガジンに類するものだと思っています。
建築事務所が運営しているのオンラインサロンに入っていますが、
そこのメインコンテンツは、サロンオーナーがこんな仕事やっているよーという情報共有です。
オンラインサロンでは毎月の退会者・入会者の入れ替わりが激しいみたいなのですが
退会者の傾向を聞いてみると、『思っていたのと違う』という方が多かったみたいです。
つまり、バリバリと建築スキル身につけるぞ!!という人の場合は、思ったより建築について学びを得ることができないと気づき、やめていく人が多いとか。
ただよくよく考えてみると、たった月1,000円のサブスクで、建築スキルを教えてもらえるなんて
現実問題、そんないい話あるわけがありません。
本当の建築スキルとは、実際の実務を除けば、大概は高い金払って資格学校や専門学校に通って得るものです。
つまりオンラインサロンでは十分な学びを得ることは難しく、スキルとして自己投資にカテゴライズされません。
オンラインサロンって自己投資って考えるとコスパ悪いんじゃね?(特に月3,000円を超える高額サロン)
そう感じた私は、最安値である1,000円、または仲がいい人の多いサロンを残し、それ以外のオンラインサロンを一部解約しました。
オンライン サロン | ||
A | 8,000円 | 解約 |
B | 1,500円 | 解約 |
C | 1,000円 | |
D | 1,000円 | |
E | 1,000円 | |
F | 1,000円 |
これだけでも10,000円近く浮きました
動画なんてそんな見ない
次はサブスク動画です。
映画を見るのに一回1800円。レンタルするのに新作だと一本400円
これらに比べて圧倒的にコスパのいいサブスク動画
どう考えても得なので入会しましたが
よくよく考えてみれば、そもそもそんなに動画をみていないなと気づきました。
月2本くらい映画見ていたシネマ大好き人間だった僕が、思ったより動画を見ていない理由について考えてみると
サブスク動画最大のメリットである“期限のなさ”と“作品の豊富さ”よるものだとわかりました。
サブスク動画は映画やレンタルと違って、期限がないので、いつでも見れるという権利を持つことができます。
つまり今焦って見る必要がないので、後回しされやすい傾向にあるんですよね。
あと種類が豊富。豊富すぎるんです。
あまりにも種類が多いと、何を見ていいかわからなくなる。
結果、そもそも作品を決めるのがめんどくさくなり、今度考えよ!ってなって後回しになる。
これらの要因により、意外に動画を見る時間がないんです。
これは無駄な出費だなと感じ、大好きなディズニー+と、家族共有のNetflixを残し後は解約しました。
携帯料金と習い事
今まで携帯はSIMフリー(2Gまで速度制限なし)3,000円+ポケットWi-Fi 5,500円のプランです。
疑問にも思っていませんでしたが、携帯代としては高い傾向にあるようなので
楽天モバイルに機種変しました。
楽天モバイルは特典が豊富な上に、通信量を抑えればかなり安い金額で利用できることが魅力です。
20G Bまで使用しても2,000円。仮に20G Bを超えてしまっても、無制限に利用でき料金は上限約3,000円
速度制限の心配がなくなったおかげで、ポケットWiFiを利用する理由もなくなりましたので解約しました
(ポケットWiFi特有の3日間で10Gまで、それを超えると速度制限という隠れ制約が地味にストレスでした。)
また、習い事ですが、英会話と美術教室に通っていました。これに関しては続けても良かったのですが
よくよく考えると、そこに通うという行為に満足している自分がいました。
英語でも美術でも、建築試験でもなんでもそうですが
こういったスキルを実際に伸ばすには、日々の自宅学習が欠かせません。
自宅学習の強化のために、一度習い事に通うのを辞めるという選択を決断しました。
さて色々な削減をした結果を見てみますと
修正前 | 修正後 | |
オンラインサロン | 13,500円 | 4,000円 |
サブスク動画 | 3,900円 | 1,700円 |
習い事 | 12,000円 | 0円 |
その他サブスク | 2,700円 | 1,000円 |
通信費 | 8,500円 | 3,000円 |
計 | 40,600円 | 9,700円 |
趣味費と通信費において、収支の見直しで、3万円以上もの削減に成功しました。
確かに3万円稼ぐことに比べれば、3万円の浪費を抑える方が遥かに簡単です。
同じ3万円なのに労力がここまで違うのはかなり印象的でした。
まとめ
- 副業で稼ぐ前に、まずは支出を見直すこと
- 同じ金額でも稼ぐより、浪費を抑える方が遥かに簡単
- たいていの課金サービスは無くなっても困らない
特にこの3番目は結構重要かもしれません。
オンラインサロンやサブスク動画は大幅に減らしましたが、
『あーやっぱりあれがないと困るなー!』
なんて感情は今の所いっさいありませんね。
サブスクは解約すると、もったいない感が頭の中をよぎりますが
無くなったとしてもそこまで人生に大きな影響を及ぼしません。
元々なかったものなんだから、解約した方が多分幸せですね。
この調子で保険や食費の方も色々検討して、支出の見直しをしてみたいと思います
(この二つは別ブログで記事にします)
じゃあまたね
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